​音楽とヒト企画 2017

SHINYA & ONE HEAD TWO HANDS​

HARU​ 四ツ夜楓

15000字鼎談

※この記事は『音楽とヒト2017年12月号』より一部抜粋したものです。

 

四ツ夜楓(以下:楓)「僕個人のたっての願いということで今回お二人を呼んでお話しさせていただきます。サワダさんとHARUさんです」

サワダシンヤ(以下:サ)「えー直近ではSHINYA & ONE HEAD TWO HANDSという名前で歌わしてもらってますサワダシンヤと申します」

HARU(以下:H)「音亀フェスではお世話になりましたHARUですどうもです」

一同「どうもどうも」

会い

楓「この3人で出会ったっていうのが音亀フェスなんですよね」

H「そうですね」

楓「その前に僕とサワダさんは以前、創作活動でご一緒して」

H「あーそうなんですね」

サ「当時僕は「一二三いろは」っていう作家名を名乗ってましたけれども。一応同じサークルだったんですよ」

H「なんのサークルだったんですか?あまり掴めてないんですけど」

サ「なんの(笑)一応ね創作サークルなんですよね」

H「創作サークル」

サ「あの当時はイラストでしたよね。僕と四ツ夜さん以外にも2人メンバーがいたんです。全部で4人」

楓「えー4人でしたね多分」

サ「で各々が勝手に絵を描いてピクシブとかにアップしてたんですよ。でまあなんというか同人誌を出すというわけではないですけど、サークルの屋号のもと、好きなように創作活動していこうやないかと言ってたのが四ツ夜さんとの始まりですかね」

H「そのイラストとかを描いたりするサークルの2人が音亀フェスで会うっていうのがまた不思議な」

サ「四ツ夜さんが音亀フェスに参加するとは思わなかったんですけど笑」

 

ヘタクソだから良くない方の謙虚さはいらないなと思った

楓「そもそも音亀フェスを始めたきっかけはなんだったんです?」

H「自分が一人で音亀フェス的な仕組みでライブをやったっていいうのがあったんですよね、ポッドキャストのほうの音亀フェスで。一人クリスマスライブ!みたいな。音源をエフェクトをつけてライブ感を作ってたと。
そのとき確かサワダさんがリアクションをくれたのが記憶にあります。普通の音源をライブハウスのように聞こえるようにするアプリがあったじゃないですか。その話の前後あたり」

楓「それが何年前ですか?」

H「音亀フェスが5、6年ぐらい前になりますからそれくらいです。それを聞いてくださってたDYさんが何かの話をしていた時にそれでフェスできたら面白そうだよねって。それから色んな人と話ししたりで今に至ると。まあきっかけまで遡ると「面白そうだったから」ですね」

楓「面白そうだったから。それが今まで続いて今回の大所帯になったわけですね」

H「(笑)。19アーティストです」

サ「アーティストもそうなんですけどね。過去の音亀フェス聞いたんですけど大分クオリティ違いますよ(笑)」

楓「そこはHARUさんの感覚を掴んできたってことですか?」

H「最初の頃のを聞くとやっぱ自分自身のステージはなんかもうやっぱ慣れてない…こうしたいっていう方向性がないという不自然な感じ」

楓「はっきりしたビジョンが見えていなかった」

サ「リスナーとして聞いてる限りは良くも悪くもまだ「ごっこ感」が強かったですね」

H「茶番感みたいな(笑)」

サ「有名メジャーなアーティストだったらこんなステージにするだろうなっていう」

H[少なくとも自分のステージに限れば「ああいてぇなコイツ」って感じでしたね簡単に言うとね。当時はそれでいいと思ってやってましたけど」

サ「今聴くと若干コント感がありますけど。ライブコント」

一同「(笑)」

H「まあでもこういうふうにしていけばいいのかな。自分も出演者も(これからのライブ感が)見えてきたのかなあと」

楓「そういうの大事ですよね。最初から完全なクオリティーで出すんじゃなくて、とりあえず面白そうだからやってみる。そこから繰り返しやっていってクオリティーが上がっていく」

H「ポッドキャスト番組自体もわりと始め方がそんな感じだったんで。やれそうだからやっていこうって。試行錯誤しながら」

楓「僕が音亀フェスを知ったのが2年くらい前なんですよ確か。2015年にツイッターで音亀のつぶやきをよく目にして。なんだろ?と思って見に行ったのがそういうの(ライブ)だったと。へーこういうの今までなかったな面白そうだなと思って。
で、その中でも自分が音亀フェスに参加しようと決めた理由がやっぱり「面白そうだから」がデカくて。気軽さがあったんですよね音亀フェスになんでかわからないけれど。ガチガチな音楽フェスじゃなくて、なんかこう(ろくろを回す仕草)…、寛容さみたいなのを感じたんですよね」

一同「(笑)」

H「個人的にも、他でもない音亀フェスっていう場所で楽しめそうだなって思ってもらえる方に出てほしいのはあります」

楓「サワダさんがポッドキャストで話されたと思うんですけど、なんか同人っぽいなみたいな。それ聞いて腑に落ちたんですよねストーンっと。
好きだから参加する、クオリティーは二の次っていうそういうところ、本来あるべき姿みたいなのを(音亀フェスに)提供してもらった気がします。
それでサワダさんに誘われたとき、変に気構えることなく参加できちゃったんですよね。そこはありがたかったですよ」

H「うんうん」

サ「まあ正直軽くね、ギター弾けるんなら出たらいんすよって(笑)」

一同「(笑)」

楓「ホントにかるーくですよね」

サ「で出演リスト見たら「マジで出てるやん!」って」

一同「(笑)」

楓「サワダさんはなんで今回音亀フェスに参加しようと思ったんですか?」

サ「もともと僕が別でやってる各駅停車っていう番組で、ギターを弾き始めたんだっていう経緯を番組上でおっかけてたんですよ。
その中である程度弾けるようになったでって披露したあたりでしたか、HARUさんから音亀フェス出てみませんかって誘いがあって」

H「去年」

サ「そうそう去年。当時はほんと最初はなんか「えそんなゆってもギター弾けるようになったただのオジサンやで」って思ったんですけど、一回ちょっと考えさせてくださいと最初断ろうと思ってたんですよ。
その時点でsasayamaさんであるとかプロのミュージシャンの方も参加していましたから。ある種(自分が)ニワカじゃないですか。そんな人間が彼らと同じ土壌に立つのは無礼ではないのだろうかと。
それでそれから色々あって、逆に、そこはもうプロアマ関係なく楽しめるやつらだけが参加できるんだって考え方になったんで、んじゃまあ面白そうだからやりますって。それが去年の経緯ですね」

楓「ふんふん」

サ「それはもうなんですか、単純に素人枠じゃないですけどなんていうんだろう…。ギターを弾き始めた人でもここまで楽しめるんだぜ感は提示できたかなと思いますけど」

楓「それはもともと提示しようと思ったんですか?」

サ「いや何も目的はなかったですね。演奏するにおいては。そこまで考えるテクニックも何もないですから(笑)。とりあえず弾ける曲を弾くということを披露すると。ただ自分の中で決めてたのは「とことんアーティストぶる」ってのはありましたね。なので音亀フェスのアートワークとかも頑張ってかつらとかも買ってきて。一生懸命写真加工とかしましたし。CDのジャケット風とかね」

一同「(笑)」

サ「要はなんていうかヘタクソだから良くない方の謙虚さはいらないなと思ったんですよ」

一同頷く

サ「その「僕なんて…」みたいなのはもう絶対にやめようと。ヘタクソだけどもそれが自分の100%であるならば、そこはアーティストとしてぶろうと思ったんですよ」

H「そういうのって全般的にありますよね。ライブに誘われたときに、いやいや僕なんかって言うよりかは、呼ばれたからには一生懸命ヘタでもやるのがいいねって」

サ「そうそう。なぜなら僕なんかがって言ってたら僕と一緒にステージに出る人に対して無礼になるじゃないですか逆に。プロのアーティストがいる中でね。
じゃあ何かと。僕なんかそんなと言うやつと一緒にステージに立ってんのかと。そういう風に思われるわけですよ。真剣に音楽をやっている人からすれば。
ヘタクソっていうのはあくまで自分の今の状態のひとつでしかないので。そこは関係なく『ぶる』ことがコンセプトとしてはありましたね」

H[僕が逆に気にしたのが、声はかけてみたものの、楽しめない!ツライ!になっちゃわないかなと。そうであるなら全然断ってくださいって言ってた気がします。やっぱりそうなっちゃうと本末転倒になっちゃうんで。楽しんでやってもらえないとなって」

サ「まあ僕が出た経緯がこんな感じだったから、ギター弾ける人に対しては「そんなん出たらいんですよ音亀フェス」とか言ってますけど、ぶっちゃけハードルは高いと思いますよ実際」

一同「(笑)」

サ「そんな低くはないですよ実際、音亀フェスに出る行為については。そこで出るという決断ができる人っていうのは、腕前とか関係なくアーティストマインドを持ってる人なんだろうなと思いますね」

楓「でもサワダさんが出てくれたおかげであったハードルは幾らか低くなったと思いますよ」

サ「まあある種これぐらいでもええんや、っていう感じはしただろうなと思いますよ(笑)」

楓「なんか「恥ずかしさ」で出れないっていう人の「恥ずかしさ」を少し削ってくれたのかなあと感じましたよね」

サ「まあね、恥ずかしさなんてものは周りにいる人との比較で自分が感じるだけの話なんで」

H「俺めっちゃ楽しんでるぜー!ってたとえヘタクソだったとしてもやってる姿はすげえ好きですもん」

サ「良くも悪くもいかに自分の世界に入れるかやと思うんですよねそこは」

一同「うんうん」

 

その批評会があれば参加したい

 

サ「四ツ夜楓さんもねほんと結構こう今までにない感じの方向性、音楽性みたいな」

楓「そう言われたんですけどあまり自分でピンと来なくて。今までにないという感じだということで。過去の音亀フェスを全て聞いたわけではないのであれなのですが」

サ「僕の印象としては(音亀フェスは)だいたいエレクトロニカかアコースティックか弾き語りかロックかの方向性で。ベクトルとしてはなんやろロックかポップかって感じだったんですけど。なんか四ツ夜楓さんの楽曲ってそういうのじゃないでうすよね。ボサノヴァでもないですけど癒し系みたいな(笑)」

H「自分の中だとほとんどアンビエントとかに近い印象がありますね」

サ「そうそう」

楓「あー確かにアンビエント好きなんでもしかしたらそれが少なからず出ちゃったのかもしれないですね」

サ「だいたいどっちかっていうとみんな盛り上がっていこうぜ!ってなるのが結構多いんですけど。なんか静かに聞いてってくださいみたいな」

一同「(笑)」

H「いやでもあれはあれでアリだなと思いましたね」

サ「別に一つの方向性だけがライブの盛り上がりではないなっていう」

H「そうそう」

楓「ゴワーッとやってくれるのは他のアーティストさんいるだろうなってはありましたね。だから他のほうで好きなことやらせてもらおうかなと」

サ「ある種その音楽フェス感はより出たなと思いますよ。様々なジャンルのアーティストが出るという意味では」

楓「それで一役買ったんであればありがたいです」

サ「まあ僕は過去、サークルでね四ツ夜楓さんとはご一緒したんですけど。実際なんか多様ですよね。絵も描くし文も書くし音楽もやるし」

楓「こう自分が面白そうだなあやってみようかな、と思ったことはとりあえずやろうかなと」

サ「そういうのは子どものころからなんですか?」

楓「あーそうですね、絵を描くのは好きだったようで幼稚園のときは迷路とか書いてましたね」

一同「あー」

サ「あった。子どものころ流行ってましたよ」

楓「ありましたか(笑)。迷路のコースの下を潜るコースも書いて結局どこを辿っていいかわからなくなってクリアできなくなるという」

一同「(笑)」

H「ページに穴開けてここから次のページにワープするのもありましたね」

サ「ワープ(笑)」

楓「もちろん漫画とかも描いてり、あとゲームブックぽいのですか。右へ行く②へ、左へ行く③へみたいな」

サ「あーありましたね作りましたね。だいたい間違えるとすぐ死ぬんすよ」

楓「そう。すぐ死ぬ(笑)」

サ「僕今でも中学のときにつくったゲームブックありますよ」

H「うええすげえ」

サ「一回ね、みんなが中高のときに描いた作品を持ち寄って真面目な批評会をしたいんですけど」

楓「それねサワダさん何度かお話ししてますけど、行きたいんですよねえ。めっちゃ参加したい」

サ「ただみなさん遠方であるのとあと、だいたい捨ててるんですよ」

H「あ、でも俺も小中時代の自由帳とかありますよ。授業中にずっと絵を描く人間だったので(笑)」

サ「いやああれはほんと置いておくべきですよね」

H「小学校のころの自由帳とかは何書いてるかわかんないですけど」

サ「そこらのは捨てちゃったんですよねあれが心残りで。あの時はA4の落書き帳を文房具屋で買ってきて、それを二つ折りにしてB5サイズにして真ん中ホチキスで止めて、オリジナルコミックスをクラスで発行してたんすよ。そういうのが流行ってて」

楓「色んな人がそれを書いて」

サ「そう僕だけじゃなくてみんなオリジナルのコミックをそれぞれ発刊して、それをクラスの後のロッカーに置いてて、休み時間自由に読んでいいよみたいな」

楓「めちゃくちゃ面白そうじゃないですかそれ」

サ「んで各々が作家風になるんで、次の刊まだなん?っていう感じで。で、飽きたら終了。完結しない」

一同「(笑)」

楓「小学生のころに描いてた漫画が(学校に)ずっと残ってて。同級生に10歳ぐらい離れてる妹がいるんですけど、その子が小学校にいるときにまだ僕の漫画がまだあって。しかも図書館に5,6冊」

一同「(笑)」

H「図書館にしっかり残されてるのエグイっすね」

楓「読みたいんですよね~」

サ「回収してこないと」

楓「他にまだ描いてた漫画含めノート沢山あるのでもしサワダさんのその批評会があれば参加したいですね」

サ「それこそ絵だけじゃなく音楽もね、初めて作った曲とかね!」

H「むかし携帯で作ってたことがあって。携帯の作曲機能みたいなので」

楓「あの16和音とか」

H「そうそうそういうやつで。ただそれはもう携帯ごと消えちゃった」

サ「そこがなんか世代を感じますね。携帯で作っていたっていう」

一同「(笑)」

H「もっと遡ればパソコンでMIDIのシーケンサとかで打ち込んだのもあった気が。それが最初だと思いますね」

楓「僕はカセットテープですね」

サ「あーそうね僕らはね。それこそ僕なんかは音楽やり始めたのはここ2、3年ですけど。学生のときにカセットテープにラジオごっこをした、あのオールナイトニッポンの物真似みたいな。そのテープがまだ現存してるはずなんですけど。
大学のときだったかな、同級生に貸してからまだ戻ってきてなくて。で一応その同級生まだ持ってるって言うんですよ。ただそいつは今イタリアにいるっていう」

一同「(笑)」

サ「なんだかんだで子どものころからなにかをやってたんですね四ツ夜楓さんも」

楓「そうですね実はやってたんですね色々」

H「そのころからギターはやってたんですか?」

楓「兄がやっててそれを見てたんですけど自分で弾いた記憶がなくて。だからいつ頃から弾き始めたのか覚えてない」

サ「なんかねこの四ツ夜楓さんの若干の天才性を感じられるような」

楓「そうなんですか(笑)」

サ「音亀フェスで弾いた曲、ちょっと僕も弾いてみたいからコード譜教えてくださいって言ったら「いや僕も自分でわかんないんですよ」って言われたんですよ」

一同「(笑)」

サ「それどういうこなんて(笑)」

H「そういう系だろうなと思います言われると。特に『soundturtle』なんかそうじゃないですか?」

楓「あー(笑)。でもFとかわかりますよAとかGとか。ただ指放したり別のとこ押さえたりすると、マイナーとか7とかついたりするじゃないですか。ああなるとさっぱりわからない」

サ「じゃあ作ってるときは適当に抑えて、あこれいいよなって」

楓「そうですね。この指放したら気持ちのいい音でるなとか。他のとこ押さえたらいいなとか。それを歌って覚える」

H「それを逆算してコード出したりとかよくしますよ」

サ「へえ」

H「このコード押さえて、これ何のコードなの?ってのを調べたりできたり」

楓「あ、それインターネットにありました。だから今回サワダさんにコード譜作るとき使いました。ただ合ってるかどうかわかんないですけど。
あとは聴いて好い曲とかアーティストさんのコード見て、こういう弾き方があるのか、これとこれ繋げばこういう音が出るんだ、じゃあやってみようというのはありましたよね」

サ「実際持ち曲としてはまだまだあるんですか?」

楓「今度3rdアルバム出すんで」

サ「3rdアルバム(笑)いつの間に1st、2ndが出てたんだっていう」

楓「10曲ずつって考えても四ツ夜楓で30前後あるのかな?」

サ「なんかね四ツ夜楓さんのホームページから聴こうにもリンク切れてるからね」

楓「(笑)。機会があればキッチリ出そうかなと思ってますので。音源がね、どっかいってるのもあるんですよね」

一同「(笑)」

楓「一回作ったものってあんまり興味がないんですよ」

サ「執着があまりない」

楓「そうなんですよ。たとえば(聴いた人が)この曲が好きだとか、この曲はどういう意図でどういう意味でとか。そういうので残ってくれたらいいなと思ってるくらいで。作ったものに関しては、その受け止めた人のもの、みたいなとこがあるので」

サ「なんかスナフキンみたいな生き方してますね」

楓「そうなんですか(笑)?スナフキンあんまりわかんないんであれですが」

H「流れのままに(笑)」

 

世界観というかその感覚いいなって

 

楓「むかし兄がブルーハーツをギターで弾いてて、僕も好きでよくそれを聞いてたんですけど。お二人は影響を受けたアーティスト、好きだったアーティストっています?」

サ「ギター弾き始めたのが最近なんで、音楽的に影響を受けたなんてのはほとんどなくて。ギターを弾き始めたきっかけになったのはササヤマというミュージシャンなんですけど。
好きな音楽っていうとね、結構ね、音楽をあんまり真面目に聞いてこなかったというか興味がなかったんで、8~90年代の流行りの歌謡曲なんかはツタヤで借りてて聴いてたんですけど。そこまで好きなアーティストっていないんですよね。
ただ今でも聞き続けてるのはB'zとかPerfumeとかは長いほうかな」

H「ふんふん」

サ「だからといってB'zの楽曲の方向性が好きかといったらそんなこともないんですけど」

楓「あそうなんですか」

サ「B'zの歌いつ聴いてもヘンな歌あるなーと思うし、それでめっちゃ感動したとかは正直あんまなくて。ただ聴き続けられるから聞いてるみたいな」

楓「苦がないから聞いてるというか、なんで聴いてるのかわからないってことですか?」

サ「理由はどうなんですかね。一応ね、ごっそりCD借りたりするしテレビラジオとかでいい歌やなと思ったら買ったりするけど、2、3回聞くと飽きてまうんですよ」

楓「完全に消耗品ですか」

サ「そこまでもいかないですね。消耗してる感じもなくて、ただ単純にほんとに飽きるのが多くて。
まあでもそれでも繰り返し聴けるのが結果としてB'zかPerfumeってな感じで。パヒュームは最近飽きてきたのが若干」

楓「そしてB'zだけが残った(笑)」

サ「僕のiPhone、B'zのアルバムだけしこたま全部入ってますから(笑)稲葉のソロも入ってる」

一同「(笑)」

サ「なんやろね、多分歌声が好きやと思うんすよね稲葉の。楽曲がとかいうよりかは。歌ヘンやなって思いますもん」

楓「歌詞が独特ですよね」

サ「歌詞は好きかもしれないです稲葉さんの世界観は。あー、歌詞という意味では稲葉さんの真似はしてると思いますよ。書き方とか」

H「えーそうなんですか」

サ「僕、今回の音亀フェスで『ユマニテ』という曲を書いたんですけど、まあそれは真似とかしてませんけど。過去には『RISKY』『LOOSE』とか
SASAYAMA.さんとイベントやったときに楽曲作ってくださって。歌詞は僕が書いたんすよ。それはまんま稲葉みたいな歌詞書こうと思って作りましたから(笑)」

楓「そこは意識して」

サ「そう、ぽくしましたね。なんか敬語が出てくるとかね。今回の『ユマニテ』の「遊びましょう~」のところは稲葉っぽいすねって言われましたし」

H「そんだけガッツリB'zを聞いてると、意識せずとも」

サ「そうそう。逆に参考にするのがそれしかないっていう(笑)。幅広く聴いてないからこそそれになってしまう引き出しの少なさ故に」

楓「そこのギリギリのところ面白いですね。影響を受けたとはいかないまでもあるんだろうと」

サ「まあ影響という意味ではあると思いますよそれしか知らへんわけだから。その人の歩き方しか見てないわけですからね。やり方としてはそれしか知らないっていう」

H「でも結果としてそれのコピーができるかっていわれるとそういうわけでもない」

サ「技量の問題もあるでしょうからパクれるほどの技術もないんで」

H「それもあるし、その人らしさってのが当たり前に出てくるわけじゃないですか」

サ「そうですね。やっぱりなんていうんですかね、これはまあSASAYAMA.流裏千家としてのこう、「嘘は書けない」っていうのがあって。
自分の中にないものを書くとなんか寒くなるんすよ自分で見てても。愛が全てさとは僕は言えないんすよ。そういうのないすか?」

H「自分で歌うとなると余計ね」

サ「っぽい感じで書いても、まあ内容は自分自身の中にあるものでしかないだろうなとは思いますけど」

H「自分は影響を受けたアーティストっていうとまあ音楽聴き始めた頃のだとL'Arc~en~CielとかLUNASEAとかXJAPANとかですね」

サ「結構ビジュアル系」

H「うん、ほんとそういう時代でしたね。その辺が聴き始めで。その後も全部含め聴いたものには影響を受けてるってのは全般そうなんですけど。アルバムを多くもってるっていうのでMr.childrenですね。最近のはあんまり持ってないですけど。あ、あとミッシェルガンエレファント」

サ「あーいいですね」

H「あとケン・イシイっていうテクノのアーティストがいるんですけどその人も一時期相当ハマって。
その他ゲーム音楽とかも色々影響受けてそうな気がしますね。テクノ聴き始めたのもゲーム音楽からだったと思うんで」

サ「ふんふん」

楓「どんなゲーム音楽ですか?」

H「アーマードコアとかワイプアウトあの辺から結構テクノ系のを」

楓「あーワイプアウト。いいですね」

H「結構いろいろ。そういうポップスだけではないかもしれませんね」

楓「ミスチルとかに、こうひっかかった理由は自分的になんとなくわかります?」

H「なんででしょうね。物心ついたころには自然に耳に入ってたのはあるんでしょうけど、うーん…なんででしょうね」

楓「歌詞が良かったとか今まで聞いたことないメロディーだったとか。共感したとか」

H「あーなんかすんなり入ってきたってのはあるかもしれませんね。歌詞も。その世界観というかその感覚いいなって。
アルバムで最初に持ってたのが『深海』で、それが結構ミスチルの中ではストレートというかある種トゲトゲしい感じの内容の曲が多くて。その荒々しい部分に惹かれたという部分があるのかも」

サ「うん」

H「世間的にはこう(ミスチルは)善人じゃないけど、良い人に見られがちな感じですけどそうじゃない一面もちゃんと持ってるっていう。そういう部分もちゃんと音楽で表現してるところ…かなあ。なんか言葉にするとわかんなくなっちゃうんですけど(笑)」

一同「(笑)」

楓「感覚みたいなところってありますよね音楽って」

H「そうですね。そんとにはそんな感じで。最近のは正直あんまりピンと来ないところはありますね」

楓「最近聞いた曲でいいとおもったのってだいたい言語化できそうな気がするんですよね。今まで音楽を感覚で聴いてた自分の中で、これから好きになるものってなんかね、意外と言葉にできそうな、気がするんですよ。若かりし頃は全部感覚で過ごしてるんで」

H「(若いときって)触れるものが新鮮ですからね」

 

 

H「今はインプットするよりアウトプットするほうが楽しいすね」

楓「それありますね。アウトプットの面白さを知るとまた変わります」

一同「うんうん」

楓「音亀フェスに参加させてもらったのも面白かったですもんね。あらためてちゃんとそのリスナーがいる状態で音楽を出すっていうんですか。意識して出すってところがまたちょっと違った感覚で出せたんでなかなか楽しかった」

H「ちなみに四ツ夜楓さんは影響を受けたアーティストって?」

楓「ホームページにも書いてるんですけど五輪真弓さんは好きですね」

サ「またなんか渋いところを(笑)」

楓「アーティストというか曲、なんですよね。その人から影響というのではなくて曲単位で、例えば五輪真弓だったら恋人よっていう曲があるんですけどそれであったり、ちあきなおみの喝采だったりとか」

サ「だって僕らの世代でも古いほうでしょ。だって懐メロじゃないですかどっちかいったら」

楓「ちあきなおみとかだったら多分70年代くらいかな?」

サ「ね僕らより上の世代ですよね」

楓「むかし家にレコードがあって、演歌とか色んなジャンルがあったんすよね。ドクタースランプアラレちゃんのエンディングテーマとかあったり、キン肉マンのなんとか音頭とかあったり。
その中で日本の歌謡曲っていうのもあって。親が格別色んな音楽を聞いてたわけじゃなくてただなんとなくあったんですよ。
それを聞いたら、こう脳裏にこびりついてたんですかね」

H「それで影響を受けて」

楓「でね、この曲がね暗いんですよどっちも(笑)」

H「どっちも明るいとはいえない(笑)」

一同「(笑)」

H「でもそう考えると今の四ツ夜楓さんの曲にはあんまり結びつかないすね音亀フェスでやられた曲とか」

楓「なんかね、こういう曲を歌ってもいいんだって思ったんですよね後々。聴いた人に勇気を与えたり共感が欲しいって歌ったりとか、明るくポップで気分が昂るような曲が大半の中で。
あーもうどうしようもないわ、めっちゃ悲しいわっていうようなただ単にそれを歌うだけでもいいんだっていうのを教えてくれたんですよね」

H「うんうん」

楓「許されたというか、発見ですよね。あ音楽って意外と自由なんだなって思ったんですよね。だからやっぱりこの2曲は影響を受けました」

 

みんな楽しかったはずなんですよ、やってた行為が。

 

楓「個人的に音楽って、自分の日常が変わっていくような音楽との出会いがあったから、色んな視点で見れるようになったのはデカイと思ってるんですね」

H「それこそ日常的なワンシーンだとしてもそれを描いた曲、会社に向かうだとしてもそれを明るく描いた曲もあるし、暗い感じのもあるし。捉え方でも音楽の中であると「ああこういうのもあるんだな」っていう気づきがあったりしますよね」

楓「揺さぶられるときって、新しい発見とか体験をさせてくれたときなんですよ。新しい価値観というか。
今までそんなこと考えたときもなかったっていうのを、作品とかで提示されるとガツンとくるんですよね。ありがとうと(笑)」

H「ある種目が覚めるみたいな(笑)」

楓「だから最初に戻るんですけどHARUさんの音亀フェス、色んなアーティストさん出るじゃないですか。多分普段だったら聴かないんすよ」

サ「うんうん」

楓「個人で音楽やってる人があちこちにいるわけですよインターネット界では。それを自分の意思で聴きに行こうって、そんなことはないんですよね」

H「ない」

楓「ただ今回の音楽フェスという形を作ってくださって、その中に様々なジャンルのアーティストさんが集まってくれて、そこをじゃあみんなで楽しもうぜって集まって、いざ聴いてみたらああこの音楽は会ったことないなとか。
そういう出会いっていうんですかね、たくさんあったので」

H「話聞くと、やっぱりね、それぞれ好きなところがほんと人によってばらばらで(笑) 「今回この人がよかった、ぼくはこっちの人が良かった」みたいなの。それ、そういうの当たり前にいいなって」

楓「たくさん埋もれてると思うんですよ。恥ずかしさや謙虚さから自分の作品を出さなかったりとか。でもそんなことはなくて、聞かしてくれよ、見せてくれよ、思わせてくれよっていうのをこれからもっともっと提示していきたいし提示してもらいたいと思いますね」

H「なんかね上手くなくちゃいけないっていうの蔓延してるじゃないですかインターネット。
ただ上手いかどうかよりもその人のらしさのを見たい部分はありますね」

楓「そうそう見たいんですよ」

サ「音楽に限らず創作活動って結局自己表現のひとつじゃないですか。自分が持つ価値観とかを何らかの形で表に出したい人がやってると思ってるんですね。目的はわかってほしいだとか、わかってもらえなくとも単に出したいだけとか色々あると思うんですけど。
やっぱりメジャーであろうがマイノリティーなものであろうが基本そこかなって思ってて。
四ツ夜楓さんが言うように、自分がそのときまで持ってなかった新たな価値観を感じさせてくれるものがあった場合、何かそこに感動があったり、そういう風になったりすると思うんですけど。
最近ってこう、ある種溢れすぎてる部分があるじゃないですか。良くも悪くもバズらないと触れる機会がないのありますよね。話題にならないと」

H「確かに」

サ「それが昔ならテレビやらマスメディアだったんですけど。インターネット時代になったらなおさら、なんていうんですかね、もちろんこう話題になってるものは多くの人の目に触れるようになるんですけど、マイノリティーなものって、単に認知度が低いと誰にも触れられないじゃないですか」

H「ありますね」

サ「それを能動的に見に行く行為ってなかなかしんどいから、それこそ自分から見に行かないですよね。
だからそういうきっかけを作る意味では大きな意味があるでしょうね音亀フェスは。
正直クオリティーの差はありますよそりゃ。上手いヘタもあるしそれ以外のなんらかのクオリティーの差ってのもある中で。
でも基本、興味を持つ部分っていうのはおそらく根っこの部分やと思うんですよね。その人の価値観。この人何考えてるんだろうなとか。そこで興味を持ったらそこから先まだ広がる可能性ってのはあるんだろうなっていうのは思いましたね」

一同「うんうん」

サ「だから最近は音亀フェスに自分が参加させていただいたってのもあるんですけど、メジャーシーンよりインディーズのほうとかよく聞きますもんね。どっちがいいという話ではなくて。単にその自分の視点の持ち方がそっちに向くようになったっていう話なんですけど」

楓「それを聞いた人が「あ、じゃあ自分も」って」

一同「そうそう」

楓「そういう風に広がっていってくれるとありがたいなあ」

H「今のこの場もそうですけど、どういう流れでそのアーティストが音亀フェスに出たいと思ったのかっていう部分も含めて面白いみたいなところがあるかもしれませんね。そういうのが知れてからの楽曲であったり、音楽がより一層楽しくなるというか。音亀フェスもアーティストインタビューを可能な限りやってますけど、その人を聞くきっかけにしてもらえたら、なんてやってる部分もあるんですけど」

サ「最初の話に図らずとも戻るんだけども、僕が子どものころみんな迷路描いてたわけですよ。それこそゲームブックが流行ったらみんなゲームブック作ってたし、漫画もね、結構な人数が描いてましたよ。漫画を書くという行為自体を。
別に将来漫画家になりたいとか全然なくても、絵がうまくないやつでもヘタクソなりに漫画描いてたわけですよ。でもやっぱ年をとるとともにみんな辞めていくから。ただ、あのときはみんな楽しかったはずなんですよ、やってた行為が。
あの本当の意味でのピュアな創作活動に対する楽しさみたいな、そういうマインドを持ったままでいたいなとは最近とみに思いますねなんか」

H「うん」

サ「当時同級生だったやつとか大人になってくると、もうそんな創作活動なんてしてないし、まずできないっていいますよね」

H「う~ん、できないんですかね」

サ「できないっていうのは、上手くもないからとかそういう意味やと思うんすよね結局。その、世に出すにはレベルが低いからとかそんな話なんすよ。でもそもそもそんな話ではないじゃないですかそもそもは。上手いヘタの話ではない」

H「楽しくないんですかねやってて」

サ「ではないと思いますけどね。音楽に限らず何かゼロからイチを作る行為っていうのは楽しいはずなんですよ」

H「気はしちゃいますよね。やっぱ大人になるとそういうことをやらないのが普通になっちゃいますよね」

サ「単純に僕の考えでは他の人から見られた自分を想像すると、まあ恥ずかしいからできないとか、他人との比較が先走ってしまうからだと思うんすよね。特にインターネットなんかすぐ上手い人見つかるじゃないですか」

H「それほんとありますよね」

サ「お山の大将が許されない時代やから、あれほんとツライと思いますよ」

H「自分のいるところからそこまでのグラデーションが全部見える」

一同「そうそう(笑)」

H「そういうのが見えちゃうのはツライなあと思いますね人によっては。自分なんかはもう、作ってる行為自体が楽しいというのあるので」

楓「立ち位置の問題ですよね。HARUさんであれば作ったものの上手いヘタじゃなくて、やってる行為に価値観を持ってるという立ち位置。なんかね、比べたから自分がどうなるわけではない。自分が好きなもの表現したいもの形にしたいものを作ってるときの行為とか気持ちとかが大事なんじゃないかなと思うし、そこに気づくとまた創作活動という意味合いにおいて変わってくるのかもしれないですよね」

H「自分の作ったものを好きになれるかどうかなんですかね。今ふと思ったんですけど。なんか自分で作ったものを好きになれないと長続きしないのかなあって。大人になると自分のものより他のものが好きになっちゃうのかなあ…」

サ「自分の作ったものはどこまでいっても自分が一番好きやと思いますよ。
ただ大人になるとやっぱりこう、社会の価値観とかが入ってくると比較をするので「いやいや僕なんかそんな」になった結果、そっちのほうが本当に気持ちに錯覚してしまうんだと思うんですけどね」

 

 

気づきって基本的に楽し

楓「この先も3人ともまだまだ創作活動続けていくわけじゃないですか。これからの予定って何かありますか?新しい活動みたいな」

H「もともとそっちの方向じゃなかったんですけど、バーチャルじゃない、というか実際にギターをリアルに弾けるようになりたいなと」

楓「ライブに出たりとか?」

H「そうですね、そういうのなんかできたらいいなと」

楓「サワダさんは」

サ「僕仕事が一応肩書としてはデザイナーという名のつくことをしてるんです。で、長年そういう仕事を従事すると一流業界で活躍してたら別なんでしょうけど、サラリーマンお仕事としての界隈でしてるんですよ。そうなるとだいぶ夢も希望もないような感じなんですよ。単なる、ほんとシゴト。
そういう中で僕自身、ものをつくる行為に対して楽しさを凄い失っていたなと。
それが各駅停車っていうポッドキャストすることによってちょっとずつ回復傾向が見受けられ、近年ギターという楽器に出会ったことで弾く楽しさであるとか、単に自分が動くと音が鳴るっていうことが楽しいとかね。それに歌をのせるとなんか面白いとか。
HARUさんの導きで音亀フェスに出たことによって、いわゆる音楽の楽しさっていうのを生まれて初めて知ったと思うんすよここ数年で。最近なんかはギターを弾いてるだけで楽しい」

楓「うん」

サ「昨年はただ楽器が弾けるようになったオジサンが出たっていう、で今年はそんなオジサンが生まれて初めて歌を作ったんだということで、ある種「初めて」が終わっていったじゃないですか」

楓「そうですね」

サ「こっからは単にヘタクソなおっさんが音楽を続けて行くってだけの話で(笑)」

一同「(笑)」

サ「逆にこうなんていうんですかね、これが十代とかだったら、今十代だったらめっちゃ周りと比較してたと思うんすよ。
メッチャ上手いやつメッチャおるしって。でももうオッサンがオッサンの段階で始めているので、比較する気持ちもないピュアなままいけるかなと思うから、まずはちょっとね、2曲3曲とね、歌を作っていきたいなという気持ちありますし」

H「その状態で続けられてること自体が凄いってことで」

サ「そうそう。ある意味得やと思うんですよ今のほうが。比較という呪縛から抜けだした状態で始めることができるので。
で、音楽という行為に対しての楽しさってのも続けていきたいと思うし、単にギター上手くなりたいなっていう気持ちももちろんありますし。実は最近エレキギターを買いまして」

H「おお」

サ「友だちがマルチエフェクターを貸してくれたんで、そういうギターの幅も広げながら。ほんと中学生みたいな感じですよね初めてギターを弾き始めた」

一同「うはは(笑)」

H「でもきっかけってそういうもんですよね」

サ「ほんとそういうもんやと思いますよ。逆に今でよかったなと。まあそんな感じで、今興味のある対象としてはギター弾くことになってるから、それを中心にした何かをやっていきたいなと思うとともに僕自身の歌でもあるように「それが僕らの最高のステージ」って言ってますけど。ちょっとポッドキャストもちゃんとやっていこうと思いましたねなんか」

一同「(笑)」

サ「創作活動ですからあれも僕にとっての」

楓「ああそうですよね」

サ「一応ね、RPGツクールでゲーム作ったりとか大喜利をやってみたりとか色々こう自分でやりたいことっていうものを番組でやっていってるんですけど」

H「うん」

サ「ゲームはしんどいっすね。ゲーム作りはもういいすわ」

一同「ドッ(笑)」

サ「あれはやっぱ中高生ぐらいじゃないと無理。あとはまた絵を描いてみたいと思いますね、漫画を。
小中学生のときに一生懸命描いてたものですから、今やっても絶対楽しいはずなんでしょうけど。
やっぱ大人になって思うのが、ゴールまでが長いんすよね。漫画とかゲームって結局作る場合。
ゲームなんか特にゴールまでが長いくせに、出来上がってからすげえクソゲーやと思われたら一生プレイされへんのですよ。人を楽しませるってとこまでいかないとアカンから、だいぶ大変やなと思うんですよ」

H「ええ」

サ「で、漫画も話できた!で終わりじゃない。下書き、ペン入れなんやかんや。それを考えると今は音楽が早い(笑)。なんか自分の楽しさを得る手段としては。とりあえず鳴らしたら鳴る(笑)」

楓「直観的ですよね、スッと応えてくれる」

サ「なんかね何回も言いますけど、上手いヘタ抜きにしたら共通した何か面白さはあると思うんですよ。それこそ文科系に限った話でもなくて。運動であってもいいし、別にわかりやすい何かでなくてもいい。もちろんそれが仕事であってもいいわけですよ。仕事頑張るぞみたいな」

H「気づきって基本的に楽しい気はしますよね」

サ「ほんとそうですよ。何か自分のとる行動に対して楽しさを見つけられたらそれはなんでもええと。
それが見つけられるきっかけになればいいなと思いますね今やってる活動が」

H「音楽やっててもわりとみんな音楽やろうぜ!とは思ってない。それぞれ色んなことに楽しめたらいいよねっていう」